皆さん、こんにちは。岐阜県羽島市を拠点に、岐阜県・愛知県で外構工事やお庭のリフォームを手掛けている株式会社MGSです。
外構工事を考える中で、「道路から家の中が見える」「玄関を開けたときの視線が気になる」と感じることはないでしょうか。
そのような視線への対策として使われるのが、スクリーンフェンスです。
ただし、スクリーンフェンスは高さがあり、隙間が少ないものを選べばよいわけではありません。誰から、どの方向にある、どの場所を隠したいのかによって、適した形や設置位置が変わります。
この記事では、外構工事で使うスクリーンフェンスの目的や、縦格子と横格子の違い、設置前に考えておきたいポイントを解説します。
■外構工事で使うスクリーンフェンスとは?
スクリーンフェンスとは、道路や隣家などからの視線を遮ったり、敷地内の空間を緩やかに区切ったりするために設置する外構設備です。
一般的なフェンスは、敷地の境界を示したり、人や動物の侵入を防いだりする目的で設置されることがあります。一方、スクリーンフェンスは、目隠しや空間の演出を主な目的として、玄関前やリビング前などへ部分的に設置されることもあります。
ただし、フェンスとスクリーンに厳密な線引きがあるわけではありません。目隠し効果の高いフェンスを、スクリーンフェンスや目隠しフェンスと呼ぶこともあります。
大切なのは商品の呼び方ではなく、設置によって何を解決したいのかを明確にすることです。
■スクリーンフェンスを設置する3つの目的

・道路や隣家からの視線を遮る
代表的な目的は、道路を歩く人や隣家からの視線を遮り、家族のプライバシーを守ることです。
特に、リビングの大きな窓や玄関が道路に面している家では、外からの視線が気になり、昼間でもカーテンを閉めたままになることがあります。
スクリーンフェンスを適切な位置に設置すれば、光や風を取り入れながら、気になる視線を和らげられる場合があります。
・玄関や庭の空間を緩やかに区切る
スクリーンフェンスは、敷地全体を囲うだけでなく、玄関と駐車場、庭と道路などを緩やかに区切るためにも使われます。
壁のように完全に塞がなくても、スクリーンが1枚入ることで、敷地内外の境界や人の動線が分かりやすくなります。
・外構デザインのアクセントにする
縦や横に伸びる格子は、外構全体の印象を整えるデザイン要素にもなります。
建物の窓や外壁、門柱などのラインとスクリーンの向きをそろえることで、建物と外構に一体感を持たせやすくなります。
■縦格子スクリーンの特徴
縦格子スクリーンは、縦方向に細い格子が並んだデザインです。縦のラインが強調されるため、すっきりとした印象や、シャープで重厚感のある印象をつくりやすくなります。
縦格子は正面から見ると隙間が見えますが、斜めから見ると格子同士が重なり、奥が見えにくくなることがあります。
MGSのInstagramでも、スクリーンフェンスを斜めから見た場合、歩行者からの視線が通りにくくなる様子を紹介させていただきました。
そのため、道路を歩く人や走行中の車など、横方向に移動する人からの視線を和らげたい場所では、縦格子が選択肢になります。
また、縦格子は足を掛けにくく、横向きの面に汚れがたまりにくいことも特徴です。
一方で、正面にある隣家の窓など、同じ位置から継続的に向けられる視線に対しては、隙間の幅によって十分に隠せないことがあります。
■横格子スクリーンの特徴
横格子スクリーンは、横方向に板や格子が伸びたデザインです。横のラインが強調されるため、外構に広がりや一体感を持たせやすくなります。
横格子には板の幅や隙間、色などの選択肢が多く、正面からの目隠し効果を高めた商品もあります。
そのため、隣家の窓や道路の向かい側など、正面方向からの視線を遮りたい場合に検討しやすいタイプです。
ただし、横格子は足を掛けやすい形になることがあるため、小さなお子様がいるご家庭や防犯性を重視する場合は、商品の形状や設置場所を確認する必要があります。
また、横向きの面には雨水や砂ぼこりが残りやすいため、お手入れのしやすさも考えて選びましょう。
縦格子と横格子のどちらが優れているということではなく、視線の方向と設置目的によって適した形が異なります。
実際の外構で使われているフェンスや目隠しの配置を確認したい方は、施工事例をご覧ください。
■スクリーンフェンスで後悔しないための選び方

・誰からの視線を遮りたいか整理する
まずは、視線を遮りたい相手と方向を整理します。
- 道路を歩く人からリビングが見える
- 隣家の窓と自宅の窓が向かい合っている
- 玄関を開けると室内まで見える
- 庭で過ごしている様子が道路から見える
同じ目隠しでも、視線の位置や動き方は異なります。図面だけで判断せず、現地で立つ位置を変えながら確認することが重要です。
・高さと格子の間隔を確認する
スクリーンフェンスの目隠し効果は、全体の高さだけでなく、格子の幅や奥行き、隙間によっても変わります。
隙間を小さくすると目隠し効果は高まりますが、光や風が入りにくくなり、圧迫感が出ることがあります。
反対に、隙間を広げると開放感は生まれますが、見る位置によっては敷地内が見えやすくなります。
カタログの写真だけでなく、可能であれば実物や施工事例を見て、正面と斜めの両方から確認しましょう。
・フェンスだけで隠そうとしない
プライバシー対策は、スクリーンフェンスだけで考える必要はありません。
MGSの施工事例には、長いアプローチを設けて玄関が直接見えないようにした事例や、目隠し塀とシンボルツリーを組み合わせた事例があります。
フェンス、塀、門柱、植栽、アプローチの向きを組み合わせることで、完全に囲わなくても視線を外せる場合があります。
目隠しを単体の商品としてではなく、外構全体の配置として考えることが、圧迫感を抑えるポイントです。
・設置条件と基礎を確認する
隙間の少ないスクリーンは風を受けやすくなるため、商品の耐風性能や柱、基礎の施工方法を確認する必要があります。
また、敷地内には水道・電気・ガスなどの埋設物があるため、希望する場所へ柱を設置できないこともあります。
設置後の見た目だけでなく、地面の状態や建物との距離まで確認したうえで計画しましょう。
■MGSがスクリーンフェンスを提案するときに考えていること
MGSでは、メーカーの推奨品や流行している商品という理由だけで、スクリーンフェンスを提案することはありません。
お客様がどこからの視線に困っているのか、どこまで隠したいのか、建物や外構の雰囲気に合うかを確認したうえで、使用経験や施工性、デザイン性を踏まえて商品を選びます。
実際の打ち合わせでは、以下のような内容を確認します。
- 視線が気になる場所と時間帯
- 見られたくない範囲
- 光や風をどの程度取り入れたいか
- 建物や門柱とのデザインの相性
- 掃除やメンテナンスにかけられる手間
スクリーンフェンスは、設置して終わりではありません。毎日の暮らしの中で、プライバシーと開放感のバランスが取れていることが大切です。
「縦格子と横格子のどちらが合うか分からない」「道路からの視線をどのように遮ればよいか迷っている」という方は、敷地や建物の写真をご用意いただくと、具体的な相談を進めやすくなります。
写真を送るだけのご相談からでも大丈夫です。まずは現在気になっている場所をお聞かせください。

