皆さん、こんにちは。岐阜県羽島市を拠点に、岐阜県・愛知県で外構工事やお庭のリフォームを手掛けている株式会社MGSです。
外構の門柱や塀を考えているとき、「タイルとは違う柔らかい質感にしたい」「建物になじむ色や模様を取り入れたい」と感じることはないでしょうか。
そのような場合に選択肢となるのが、ジョリパット仕上げです。
ジョリパットは、門柱や塀などに色と質感を加えられる塗り壁材です。仕上げ方によって、シンプル、モダン、和風、ナチュラルなど、幅広い外構デザインに対応できます。
一方で、色や模様の選択肢が多く、「どれを選べば家に合うのか分からない」と迷いやすい仕上げでもあります。
この記事では、外構に使われるジョリパット仕上げの特徴やメリット、取り入れる前に知っておきたい注意点を、MGSの施工事例とともに紹介します。
■外構に使われるジョリパット仕上げとは
ジョリパットとは、門柱や塀、外壁などに使用される塗り壁材です。
下地の上から材料を塗り、コテやローラーなどを使って仕上げることで、色だけでなく表面の模様や凹凸も表現できます。
外構では、ブロックなどで門柱や塀の形をつくり、その表面をジョリパットで仕上げる方法があります。
既製品の門柱とは異なり、敷地や建物に合わせて大きさや形を計画しやすく、表札、郵便受け、照明などを組み込むことも可能です。
ジョリパットは左官技術そのものを見せるためではなく、建物と外構の雰囲気をつなぐ仕上げの選択肢です。
MGSでは、ジョリパットだけを単体で考えるのではなく、建物の外壁、玄関ドア、アプローチ、植栽などを含めて、外構全体に合う仕上げを検討します。
■ジョリパットは門柱や塀などに使用できる
外構におけるジョリパットの代表的な施工場所は、門柱や目隠し塀です。
・門柱
門柱は、表札、インターホン、郵便受けなどをまとめる機能を持つと同時に、住まいの入口を印象づける外構設備です。
ジョリパットで仕上げれば、建物の外壁や玄関ドアに合わせて、門柱の色や質感を調整できます。
・目隠し塀
道路や隣家からの視線を遮る塀にも、ジョリパットを使用できます。
目隠し塀は面積が大きくなりやすいため、色や模様によっては圧迫感が出ることがあります。植栽や格子、自然石などを組み合わせ、見え方を調整することが大切です。
・外構のアクセントウォール
庭やアプローチの一部に壁を設け、外構のアクセントとしてジョリパットを取り入れる方法もあります。
壁の前に植栽を配置したり、照明で表面を照らしたりすると、昼と夜で異なる表情を楽しめます。
ただし、外構のすべてをジョリパットで統一する必要はありません。汚れやすい部分にはタイルを使い、見せたい部分だけジョリパットにするなど、施工場所に応じて仕上げを使い分ける方法もあります。
■色や塗り方によって外構の印象が変わる

ジョリパットには、さまざまな色と仕上げパターンがあります。
同じ形の門柱や塀でも、選ぶ色や表面の模様によって、外構全体の印象は大きく変わります。
・明るい色は柔らかく開放的な印象になる
白やベージュなどの明るい色は、外構を柔らかく見せやすく、植栽の緑とも合わせやすい色です。
一方で、雨だれや黒ずみが目立つことがあります。真っ白だけでなく、少しグレーやベージュが入った色も比較しながら検討しましょう。
・濃い色は重厚感や落ち着きを出しやすい
グレーや濃いブラウンなどは、モダンで落ち着いた外構をつくりやすい色です。
ただし、広い塀全体を濃い色にすると、建物や敷地によっては圧迫感が出ることがあります。壁の高さや面積、周囲の植栽とのバランスを確認する必要があります。
・塗り方によって質感が変わる
ジョリパットは、表面を比較的平らに整える仕上げから、コテの動きや凹凸を見せる仕上げまで選べます。
模様を強く出すと存在感が増し、模様を抑えると建物になじみやすくなります。
小さなサンプルで見たときと、門柱や塀の大きな面積で見たときでは印象が変わるため、可能であれば施工事例も確認しましょう。
・自然石や植栽との組み合わせで印象を整える
ジョリパットだけで外構を完成させるのではなく、自然石、瓦、木目調の部材、植栽などを組み合わせることで、外構に奥行きが生まれます。
MGSでは、土壁風のジョリパットと石積みや石材階段を組み合わせた和風外構や、重厚なゲートの一部に左官仕上げを取り入れた事例があります。
■ジョリパット仕上げを外構に取り入れるメリット

・建物に合わせて色と質感を選べる
ジョリパットは、建物の外壁、玄関ドア、窓枠などに合わせて色や模様を選べます。
建物と同じ色にそろえるだけでなく、少し濃い色や異なる質感を取り入れ、外構のアクセントにすることも可能です。
・敷地に合わせた門柱や塀をつくりやすい
既製品では希望する大きさや配置に合わない場合でも、下地からつくる門柱や塀であれば、敷地や動線に合わせて形を検討できます。
表札、郵便受け、インターホン、照明などの位置も含めて計画できるため、デザインと使いやすさを両立させやすくなります。
・外構に柔らかさや自然な表情を加えられる
アルミ製品やコンクリートだけで外構を構成すると、全体が硬く無機質に見えることがあります。
ジョリパットの塗り壁や植栽を加えることで、外構に柔らかさや手仕事による自然な表情を取り入れられます。
・さまざまな外構デザインに取り入れられる
ジョリパットは、和風住宅だけに使われる仕上げではありません。
色や模様、組み合わせる材料を変えることで、和風、和モダン、ナチュラル、シンプルモダンなど、さまざまな外構に取り入れられます。
実際の門柱や塀、アプローチとの組み合わせを確認したい方は、MGSの施工事例をご覧ください。
■ジョリパット仕上げを選ぶ前に知っておきたい注意点

・ひび割れが発生する可能性がある
ジョリパットを施工した門柱や塀は、下地や構造部分の動きによって、表面にひび割れが現れる場合があります。
下地づくりや目地の位置を適切に計画することは重要ですが、屋外の塗り壁でひび割れの可能性を完全になくすことはできません。
施工前に、下地のつくり方や将来的な補修方法について確認しておきましょう。
・雨だれや汚れが目立つ場合がある
門柱や塀の上部、笠木、郵便受け、表札の周辺には雨水が流れやすく、雨だれや黒ずみが発生することがあります。
特に明るい色を選ぶ場合は、汚れが目立つ可能性を考え、壁の形や水の流れ方まで確認する必要があります。
・小さな色見本だけで決めない
色見本で見る色と、屋外の大きな面積に施工した色では、明るさや濃さの感じ方が変わります。
日なたと日陰、乾いている状態と雨にぬれた状態でも見え方が異なります。
できるだけ実際の施工事例や大きめのサンプルを確認し、建物の外壁や玄関ドアと比較しましょう。
・ジョリパットだけにこだわらない
施工場所によっては、タイル、自然石、化粧ブロック、アルミ製品などの方が、使い方やメンテナンスに合うこともあります。
外構全体をジョリパットで統一するのではなく、見せたい場所と機能性を優先する場所で仕上げを使い分けることが大切です。
■MGSが外構全体を見てジョリパットを提案する理由

・自然素材に合わせた豊田市K様邸
愛知県豊田市K様邸では、「自然の材料をふんだんに使う」というコンセプトで外構を設計しました。
土留めには石積み、門まわりには瓦のレンガと石柱、階段には石材を使用し、壁を土壁風のジョリパットで仕上げています。
ジョリパットだけを目立たせるのではなく、自然石や住宅の雰囲気になじませることで、落ち着きのある和風外構に仕上げました。
・流行ではなく建物と好みから仕上げを選ぶ
MGSでは、メーカーが推奨している、現在流行しているという理由だけで、ジョリパットを提案することはありません。
Instagramでも、門柱は何がよいか、何が流行っているかだけでなく、住む人の好みで選んでよいという考えを発信しています。
もちろん、好みだけで決めるのではなく、建物との相性、施工場所、汚れやメンテナンス、予算などは外構業者として確認します。
ジョリパットは目的ではなく、理想の外構をつくるために選べる仕上げの一つです。
MGSでは、ジョリパット、タイル、自然石、植栽、照明などを含め、外構全体のバランスを見ながらご提案しています。
「ジョリパットが自宅に合うか分からない」「門柱と塀の色で迷っている」という方は、建物や現在の外構が分かる写真をご用意ください。
具体的な色や商品が決まっていない段階でも大丈夫です。好みの雰囲気を整理するところから、お気軽にご相談ください。

