皆さん、こんにちは。
岐阜県羽島市を拠点に、外構工事やお庭のリフォームを手掛けているMGSです。
外構やお庭づくりを考えていると、「割栗石」という言葉を見かけることがあります。
割栗石は、建築や土木工事の基礎まわりで使われることもあれば、外構や庭まわりのデザイン材として使われることもある石材です。
ただし、「おしゃれだから」「雰囲気が良くなりそうだから」という理由だけで使うと、歩きにくさや掃除のしにくさ、車の乗り入れ時の使い勝手などで後悔することもあります。
この記事では、割栗石とは何か、砕石や砂利との違い、外構や庭に使うときのメリット・注意点について解説します。
【目次】
- 割栗石とは?
- 割栗石の主な使われ方は2つある
- 割栗石と砕石・砂利の違い
- 外構で割栗石を使うメリット
- 割栗石を使うときの注意点
- 割栗石が向いている場所
- よくある質問
- MGSとしての考え方
- まとめ
■割栗石とは?
割栗石とは、岩石を割ってつくられた、比較的大きめで角のある石材のことです。
読み方は「わりぐりいし」です。
建築・土木の分野では、基礎まわりや地盤を安定させる目的で使われることがあります。一方、外構や庭づくりでは、植栽まわりや玄関まわりのアクセントとして使われることもあります。
つまり割栗石は、単なる飾り石ではなく、もともとは建築・土木にも関係する石材です。そのうえで、近年は外構デザインの一部としても取り入れられています。
参考サイト:
■割栗石の主な使われ方は2つ
割栗石には、大きく分けて2つの使われ方があります。
1つ目は、建築・土木工事で使う基礎材としての使い方です。
2つ目は、外構や庭の見た目を整えるデザイン材としての使い方です。
・基礎工事で使う割栗石
建築や土木工事では、地盤を締め固めたり、基礎まわりを安定させたりする目的で、割栗石が使われることがあります。
昔ながらの基礎工事では、「割栗地業」と呼ばれる工法で、割栗石を並べて地盤を固める考え方があります。
現在は、工法や現場条件によって砕石などが使われるケースも多く、必ずしもすべての基礎工事で割栗石を使うわけではありません。
ただ、「割栗石とは」と調べている方の中には、このような基礎工事での使われ方を知りたい方も多いです。
・外構・庭のデザインで使う割栗石
外構や庭まわりでは、割栗石を見た目のアクセントとして使うことがあります。
たとえば、植栽の根元、門柱まわり、玄関アプローチの脇、建物の足元などに配置すると、自然な雰囲気や重厚感を出しやすくなります。
コンクリートやタイルだけでは少し硬く見える外構でも、割栗石を組み合わせることで、自然素材のやわらかさを加えることができます。
ただし、外構で使う場合は、基礎材としての使い方とは考え方が変わります。見た目だけでなく、歩きやすさ・掃除のしやすさ・車の乗り入れとの相性まで考えることが大切です。
■割栗石と砕石・砂利の違い
割栗石と似た素材に、砕石や砂利があります。

砕石は、外構工事では下地材として使われることが多い素材です。
砂利は、防草シートの上に敷いたり、建物まわりの仕上げとして使われたりします。
一方、割栗石は一つひとつの石が大きく、見た目の存在感が強いため、外構のデザインやアクセントとして使われることが多いです。
■外構で割栗石を使うメリット
割栗石の大きな魅力は、自然素材らしい雰囲気を出せることです。
たとえば、植栽の根元や門柱まわりに割栗石を配置すると、コンクリートだけの外構よりもやわらかさや奥行きが出ます。
木や草花との相性も良く、植栽を引き立てる素材としても使いやすいです。
また、和モダンな外構や、落ち着いた雰囲気の玄関まわりにもよく合います。タイルや土間コンクリート、ピンコロ石などと組み合わせることで、単調になりがちな外構に表情を加えることができます。
広い面積に使わなくても、見せ場を絞って配置するだけで印象が変わる点もメリットです。
実際の施工イメージも見ていただくと、素材の使い方がより具体的に分かります。
■割栗石を使うときの注意点
割栗石は見た目に魅力がありますが、どこにでも使える素材ではありません。
まず、毎日歩く場所に敷き詰める場合は注意が必要です。石が大きく不規則な形をしているため、ヒールやサンダルでは歩きにくく感じることがあります。
小さなお子様やご高齢の方が通る場所、自転車を押して通る場所にも向かない場合があります。
また、駐車場まわりに使う場合も注意が必要です。車が頻繁に乗る場所や、タイヤを切り返す場所では、石が動いたり沈んだりする可能性があります。
駐車スペースとして使う場合は、土間コンクリートや砕石、ピンコロなど、用途に合った素材との組み合わせを考えることが大切です。
さらに、落ち葉やゴミが石の隙間に入りやすい点も確認しておきたいところです。植栽まわりに使う場合は雰囲気が良くなりますが、掃除やメンテナンスのしやすさもあわせて考える必要があります。
■割栗石が向いている場所

割栗石は、歩行や車の乗り入れが多い場所よりも、見た目のアクセントとして使う場所に向いています。
たとえば、以下のような場所です。
- 門柱まわり
- 植栽スペース
- 建物の足元
- アプローチの脇
- 庭の一部
- 和モダン外構のアクセント
こうした場所に使うことで、実用性を損ないにくく、見た目の良さを活かしやすくなります。
反対に、玄関までの主動線や、車が頻繁に乗る場所、掃除のしやすさを優先したい場所では、別の素材を検討した方が良い場合もあります。
■よくある質問

・Q. 割栗石と砕石は何が違いますか?
割栗石は、比較的大きく存在感のある石材です。外構では見た目のアクセントとして使われることが多いです。
砕石は、岩石を砕いて粒度をそろえた石材で、駐車場や土間コンクリートの下地などに使われることが多いです。
・Q. 割栗石は駐車場に使えますか?
使う場所によります。
駐車場全体やタイヤが頻繁に乗る場所に使う場合は、沈みやズレに注意が必要です。駐車場では、土間コンクリートや砕石、ピンコロなどと組み合わせて使う方が向いている場合があります。
・Q. 割栗石は歩きにくいですか?
石が大きく不規則な形をしているため、場所によっては歩きにくく感じることがあります。
玄関までの主動線や、お子様・ご高齢の方がよく通る場所では、使い方に注意が必要です。
・Q. 割栗石を敷けば雑草対策になりますか?
割栗石だけで雑草を完全に防ぐことはできません。
雑草対策を目的にする場合は、防草シートや下地処理とあわせて考える必要があります。
・Q. 割栗石はどんな外構に合いますか?
和モダン外構、植栽を取り入れた外構、落ち着いた雰囲気の玄関まわりに合いやすいです。
ただし、家の雰囲気や使う場所によって見え方が変わるため、全体のバランスを見ながら使うことが大切です。
■MGSとしての考え方
割栗石は、ただ敷けばおしゃれになる素材ではありません。
大切なのは、「どこを歩くのか」「どこに車が乗るのか」「どこを見せ場にしたいのか」を整理したうえで使うことです。
見た目だけを優先すると、後から歩きにくい、掃除しにくい、使いにくいと感じることがあります。反対に、使う場所をしっかり選べば、割栗石は外構全体の雰囲気を引き立てる良い素材になります。
MGSでは、素材の見た目だけでなく、日々の使いやすさやメンテナンス性も含めて、お客様の暮らしに合う外構をご提案しています。
■まとめ
割栗石とは、岩石を割ってつくられた、大きめで角のある石材です。
建築・土木工事では基礎材として使われることがあり、外構や庭まわりでは植栽スペースや門柱まわり、玄関アプローチのアクセントとして使われることがあります。
自然な高級感を演出できる一方で、歩く場所や車が乗る場所に使う場合は、歩きやすさ・沈み・掃除のしやすさに注意が必要です。
割栗石を使うときは、見た目だけでなく、暮らし方や動線に合っているかを考えて選びましょう。
割栗石を使うべきかどうかは、敷地の状況や使いたい場所によって変わります。
「この場所に割栗石を使えるのか知りたい」「庭まわりをおしゃれに見せたいけれど、使い勝手も悪くしたくない」という方は、まずは公式LINEまたはInstagramから、気になる場所の写真を送ってご相談ください。
写真を見ながら、外構全体のバランスや使いやすさを踏まえて考え方をお伝えします。
ご自宅に合う使い方を確認したい方は、写真を送っていただくと判断しやすくなります。

